2022年度
インターンシップ体験記

大阪経済大学(3年)女性(S・Y)

インターンシップに参加された目的を教えてください。

私はコロナ禍で海外と日本のモノの結びつきに興味を持ち、貿易に関わる物流業界の役割をこのインターンシップを通して学ぼうと思い参加いたしました。3回生になり様々な業界を研究していく中で、私たちの日常生活を支える物流のしくみやコロナ禍でより成長している物流業界について学ぶことで私自身が将来やりたいことも明確にできるのではないかと考えました。

また、𠮷川ロジスティクスグループは北海道から沖縄県まで17社ある幅広い事業ネットワークと物流センターの管理や運営から輸出入通関・港湾荷役、環境事業など様々な仕事が存在しており、社会を知る良い経験になると考え参加させていただきました。

参加されての感想は?

私は実習前まで物流業界のイメージは倉庫で商品を保管したり、トラックでモノを運んだりというイメージしか持っておらず、具体的にどのような仕事をしているのか理解していませんでした。

実際に事業所の見学や実習作業の中でイメージしていた物流センターの管理などを中心としている現場もありましたが、港湾物流や鉄鋼・セメント事業、産業廃棄物の中間処理や汚染土壌処理といった環境事業など幅広い仕事の全てが物流業界に関わっていることを知り大変驚きました。

特に印象に残ったのは「リプロ南大阪リサイクルセンター」で産業廃棄物の処理やリサイクルを見学させていただいたことです。紙ごみや木材、プラスチックをRPFと呼ばれる再生燃料にリサイクルし、エネルギーとして活用するというのは世界的にSDGsへの注目が高まっている中でも先陣を切る新しい事業だと感じました。埋め立てるしか行き場のなかった廃棄物をリサイクル品として再生し、なおかつRPFは石炭や化石燃料などと同等またはそれ以上の火力を持つ環境に配慮した商品となれば今後の活用や成長にも期待できると考えました。廃棄物は私の目から見ると最初はただのゴミにしか見えなかったのですが、一見ただのゴミにも工程を加えることで環境活動に貢献できるのがとても良い発見になりました。また、本インターンシップに参加した目的であった貿易に関する輸出入通関についても学びを深めることができ、自分の興味や関心をこれから知識として結びつけられるように勉強していこうという気持ちになりました。

7日間の実習を通じて物流の重要性や業界の成長性、仕事の幅広さなど様々なことを学び、とても貴重な経験になりました。この経験を今後の就職活動にも生かしていきたいです。

7日間本当にお世話になりました。ありがとうございました。

関西外国語大学(3年)女性(N・A)

インターンシップに参加された目的を教えてください。

私がインターンシップに参加した理由は2つあります。

1つは、学校で物流業界の方の講演を聞いたことがきっかけでした。そこで、冬休みの間に短期アルバイトを応募し、倉庫で梱包を経験しました。学校での講演を聞くまでは物流業界を視野に入れていませんでした。しかし、話を聞いていくうちに非常に魅力的な仕事だと感じ始めました。そして、少しの間でしたが梱包の仕事を経験し、物流業界についてもっと深く知りたいと思いました。

2つ目は、今後の就職活動に向けて、自分の足りない部分や社会とはどういうものか、働くとはどういうことかを知るために参加しました。

参加されての感想は?

7日間という短い間でしたが、色々な事業所の見学や体験をさせていただき、本当に一日一日が充実した日々でした。まずは、17のグループ会社があることに驚きました。一つ一つの会社に特色があり、物流業界に限らず様々な事業を展開していることがよく分かりました。特に、サステナビリティ事業や環境関連事業には感銘を受けました。株式会社どすこいでの実習では、私の考え方を変えるきっかけとなりました。リプロ南大阪サイクルセンターでは、今の日本の最終処分場が20年以内になくなってしまうことを初めて知りました。そこで、ゴミを最小限にし、20年以上保てるように目指していくと聞き、素晴らしい事業だと思いました。今の私たちではなく、未来の誰かのために働くことは素敵な仕事だなと感じました。

物流業界について知るために参加しましたが、サステナビリティ事業や環境関連事業についても知ることができて、吉川ロジスティクスグループのインターンシップに参加したことで自分の視野を広げることができました。

今回見学した各事業所は行く場所で取り扱っているものが全く異なり、新しい発見や知識を得ることができて非常に楽しかったです。また、仕事内容だけでなく社員の皆さんから就職活動に対するアドバイスや社会について、仕事をする上で大切な事などたくさんの貴重な意見をいただきました。たわいもない質問や踏み込んだ質問に対して真剣に考えて答えて下さったこと、とても感謝しています。

7日間の実習を通して、物流はライフラインに次ぐ欠かせない仕事だと学び、日々感謝して過ごしていこうと改めて思いました。そして、今回のインターンシップで学んだたくさんのことを今後の学生生活や就職活動に活かしていきたいと思っております。本当に色々なことを経験させていただき、有難うございました。

近畿大学(3年)男性(H・T)

インターンシップに参加された目的を教えてください。

私が吉川ロジスティクスグループのインターンシップに参加させていただいた理由は、大きく2つあります。

1つ目は、食品について勉強している一人として「商品をお客様に届ける」物流という仕事の概要を掴み、商品ができてからお客様まで届ける一連の流れを理解したいと考えたからです。なぜ、一連の流れを理解したいかというと、仕事は様々な業界との連携で成り立っていると思っており、その一つひとつの仕事を体験させていただき,一連の流れを理解することで仕事の楽しさ、意義をより見出せるのではないかと考えているからです。

2つ目は、自分が知らない業界で体験させていただくことは自分にとって大きな収穫になると考えたからです。

参加されての感想は?

今回、インターンシップに参加させていただき、たくさん学ばせていただくことがありました。特に印象深く残っている内容としては、管理職はリーダーのように「頭を働かせる」役目があり、進捗状況だけではなく「一人ひとりの意識の底上げ」も管理してあげる必要があるという内容についてです。これを聞いたことで、ただ指示することで作業効率を上げさせるのではなく、一人ひとりに対してしっかりコミュニケーションをとることで状況に応じたフロア配置にし、最終的に円滑な作業につながるということを体感しました。

大学ではリーダーとしての役目をさせていただく機会があるので、今回のインターンシップで学ばせていただいた内容を実践し、学生の間に少しでも自分のものにできるように意識したいと思いました。

7日間という貴重な期間をインターンシップとして用意していただき、本当にありがとうございました。

近畿大学(2年)男性(T・K)

インターンシップに参加された目的を教えてください。

私は大学1年生の時から、地元のスーパーマーケットでレジ部アルバイトとして勤務しています。閑散時に食品部の業務を手伝う際に、バックヤードで配送センターから食品等を運送してくるトラックをよく見かけるようになり、私が物流業と関わる機会が増えました。そして、物流業に携わる方々や具体的な業務内容等を知り、このインターンシップに参加して体験し、それを実感することによって物流業への理解を深めることを目的として、今回、吉川ロジスティクスグループのインターンシップに参加させていただきました。

参加されての感想は?

私は今回のインターンシップに参加したことで、物流業にどのような方々が携わり、どのような業務を経て、どのようなお客様の手元に商品をお届けしているのか、グループ会社のメリットなどについて、理解を深めることができました。

私が今回インターンシップに参加して驚いたことは、大きく分類して3つあります。

1つ目は、物流業者の方々が、お客様の手元にお届けする商品の梱包作業を行うことです。私は、4日目に大塚商会営業所での見学及び実習がありました。正直なところ、私は、物流業者の方々が商品の梱包作業まで行っているとは思っておらず、別の業者の方々が行っていると思い込んでいました。しかし、パートの方々を中心として、ベルトコンベアで送られてきた商品をサイズに合わせて袋や段ボールを選んで梱包し、納品書が必要な場合はこれを同梱し、再びベルトコンベアに載せて送り出すという作業を目にし、物流業は運送だけではない幅広い仕事であると思いました。

2つ目は、リプロ南大阪リサイクルセンターの存在です。リプロ南大阪リサイクルセンターは物流業界で発生した産業廃棄物を回収し、再生燃料や再生資源に作り替えることを行っています。現在、約50社から産業廃棄物を回収し、工場で選別をかけ、RPFなどの再生燃料などを作っています。私は産業廃棄物から再生燃料を作り出す作業は、大手企業数社しか行えていないと思い込んでおり、また、実際に見たことがなかったので、リプロ南大阪リサイクルセンターの見学に行った際は、自分の無知と技術・発想の素晴しさに、驚くほかありませんでした。リサイクルや再生エネルギーは、環境問題とも深く関わってくるものであり、私たちが真剣に取り組んでいかなければならないことなので、とても心に残る勉強になりました。

3つ目は、6日目に丸山物流株式会社の業務説明を受けた際に、国際貨物の輸入からお客様の手元にお届けするまで、また、国際貨物を国外へ輸出するまでの作業をグループ会社と協力することで一筋で遂行できることに驚きました。グループ会社一筋で業務を遂行できるのならば、他企業と協力するケースと比べて、運用車両等の費用を削減することや迅速な業務連絡が可能であり、お客様にとってもメリットが大きいので、今回のインターンシップでの目的としていなかったものの、グループ会社についての興味・関心が高まりました。これには、上述のリプロ南大阪リサイクルセンターが行っている産業廃棄物回収と再生エネルギー・資源の開発も該当すると考えます。

最後に、私は今回のインターンシップに参加したことで、物流業に携わる方々や具体的な業務内容、グループ会社のメリットなどについて理解を深めることができました。また、私は先述のとおり、地元の中堅スーパーマーケットにレジ部アルバイトとして勤務しているので、いつも私たちが販売する商品を時間通りに届けて下さる物流業者の方々に対して、日ごろから常に感謝しようと強く思いました。

今回、私は御社のインターンシップに参加させていただき、数え切れないほど多くのことを学ぶことができました。そして、このインターンシップで学んだことを今後の学生生活や就職活動において、最大限に活かしていこうと思っております。本当にありがとうございました。

四天王寺大学(3年)女性(T・M)

インターンシップに参加された目的を教えてください。

今回のインターンシップに参加した理由は、コンビニでのアルバイトにより荷物を届けてくれる物流業界への関心があり、理解を深めたいと考えていたからです。

また、自分の生活圏内の人間関係だけでなく、学校外の活動に参加し、今まで関わったことのない様々な方々とのコミュニケーションや仕事を積極的に行うことで、自分の得意なことや不得意なことなどの自己分析、自己成長に繋げるために参加しました。

参加されての感想は?

インターンシップに参加して、自分が苦手だと感じていたコミュニケーションや人前での発言・発表が実際はそれほど苦手ではないと気づきました。学内では決まった友人と話をすることが多く、授業内の発言や人前での発表には強い苦手意識がありました。しかし、初めて学外での実習に参加した結果、苦手意識を持つことなく積極的に話しかけたり、自分の意見を述べたり、大勢の前で発表することもできました。見知った人々の中での自分と、新しい環境の中での自分は全く違うのだと感じました。

また、物流業界についても多くの知識を得て、実際に体験することでとても理解を深めることが出来ました。物流業界以外にも、サステナビリティ事業の体験や見学など、自分の知らない世界を知ることで、自分の中の視野が広がりとても良い経験になりました。

7日間という短い期間ではありますが、このような機会を設けてくださったことに感謝しております。本当にありがとうございました。

羽衣国際大学(2年)男性(N・K)

インターンシップに参加された目的を教えてください。

私は、アルバイトで倉庫内での仕分けのアルバイトをしており、そこから物流業界に興味を持ちました。インターンシップに参加した理由は、企業で実際に働く経験をしたいと考えたためです。

参加されての感想は?

今回のインターンシップに参加して感じたことは2つあります。

一つ目は物流業界についてです。私の今までの物流業界のイメージは、トラックで輸送している業界というイメージしか持っておりませんでした。しかし、今回のインターンシップを経て、物流業界の仕事はトラックによる輸送以外に倉庫の管理や港湾荷役、船と飛行機での輸出入等々、物流業界の仕事は多岐にわたるのだということを学びました。

二つ目は、サステナビリティー事業についてです。その中でも私は、株式会社どすこいの子供達との交流の中で経験したことが最も印象に残っています。私は、子供達との交流の中、彼らの元気に圧倒されっぱなしでした。しかし、体験の最後、代表の方からそれぞれの子供達の暗い過去や抱えている問題を聞いた後、大変重い気持ちになりました。彼らは、生まれ持った特異な個性を周りに否定され、攻撃され、心に傷を負っているのだと知りました。

今回のインターンシップを経て、私の社会に対しての視野が広くなりました。インターンシップ中に学んだことは、これからの私の成長に活かしていきたいと考えています。

阪南大学(2年)男性(M・K)

インターンシップに参加された目的を教えてください。

私はコンビニエンスストアでアルバイトをしており、その中で商品が届くまでの一連の流れを見てみたいと思ったことが、貴社のインターンシップへ参加する動機となりました。また、貴社のホームページを拝見したところ、物流・運輸事業だけでなく、環境事業やサステナビリティ事業などを行うグループ会社が存在していることを知り、幅広い知識を会得できると考え、インターンシップ参加を決めました。

参加されての感想は?

貴社のインターンシップを経て、人を育てる大切さを学びました。物流を成立させるにはただ作業をこなすだけでなく、配送時間に間に合わせるために作業を行う効率や優先順位を考える必要がある。しかし、その技術を身につけるためには、コミュニケーションなどを緻密に行い連携を図ることが必須である。したがって、管理者は従業員に仕事の進捗具合を定期的に報告するように働きかけ、遅延が生じた場合は時間を巻く方法を指南し、最終的には従業員が自立して自身に課せられた業務を時間内に終わらせることができるまで根気強く育てていく義務があると理解しました。

また、サステナビリティ事業では、森林保護の現実や障害児童福祉事業について学びました。座学では特に支援する立場にある者が「支援してあげている」という上から目線の考えを持つのではなく、支援する側と支援を受ける側が対等になることが支援の基本の形だとご教示いただき、実際に障害を持つ子供たちと触れ合った際はそれを心掛けて接するようにしました。そうすることにより、別れ際に障害を持った子の方から遊びに誘ってくれるようになったことが何よりも感動しました。

この吉川ロジスティクスグループでの7日間は、私にとって非常に有意義な時間でした。改めて心より感謝申し上げます。ここで得られた知識を活かし、これからの就活活動に悔いが残らぬように、努力して参ります。