インターンシップ
（2020年度） 体験記

私がインターンシップに応募したのは、貴社が掲げている「常に自分を戒めて職場の融和をはかり自己の大成と社業の改善に努めよう」という社訓に共感し、インターンシップを通じてそのエッセンスを学ぶことで自分の将来を考える糧にしたいと考えたからです。また、このコロナ禍の中で生き残る企業を知りたかったからです。私は現在三回生になりますが、自分が本当にしたい事を見つけるのが苦手でした。そんな時に吉川ロジスティクスグループのインターシップ受け入れを知りました。物流の基礎を習得・経験でき、更に環境事業まで幅広く学べる実習内容に、ここなら自分の本当にやりたい事が見つけられるのではないかと思い参加しました。

私達の身の回りには本当に多くの物があります。それは物流を通して届いた物です。今回のコロナ禍で、様々な物が不足すると言う事態を経験しました。生産が間に合わないと言うこともありますが、物があってもそれを届ける物流が動いてなければ、私たちの元に届きません。こんなにも私達の生活を支えてくれていたんだなと実感しました。私の身の回りに当然のようにあるものは誰かが作り、誰かが加工し、誰かが梱包し、誰かが運んでくれて私の元に届くということを実習を通じて理解することができました。私のこれからの課題はまず、自分が出来ることから始めることです。そのためには、大学で学べる教科をしっかり身につけ、役立つ知識を増やして行こうと考えます。

今回の実習で1番に学んだことは、物流とは物を運ぶことではなく、人と人を繋げる架け橋なんだという事です。物流と物流企業は≠(ノットイコール)で、物流企業は物を運搬するだけの仕事ですが、物流は人を考え、人の為を思い、人を支える仕事だと感じます。私は元々、物に対しての思い入れが少ないと言われてきましたが、見方を180度変えることができました。生活の全てが物流に支えられているのだと感じます。物流は人の生活を支え、仕事を助け、人の一部になれる仕事です。私達の身の回りにはたくさんの物があり、それらは使われています。お客さんの姿は直接は見えませんが、物を扱い、綺麗にラッピングしてお客さんの笑顔に直結している素晴らしい仕事だと感じました。お客さんの笑顔を考えて仕事をすると、楽しく感じられて本当に良い経験でした。

どんな仕事も浮き沈みはありますが、この物流という仕事は、インターネットが普及され、便利な世の中になっても、やはり人が何らかの形で関われる仕事だと学びました。

私は飲食店のアルバイトをしており、発注をすることがあります。発注すると次の日には大量の食料品が届き、数も正確です。発注から届くまでのスピードはかなり早く、どういうシステムになっているのか少し興味を持っていました。そこで今回、インターンシップ先を考えていたところ、吉川ロジスティクスグループを見つけ、自己分析を深めるとともに、物流のことをもっと知りたいという気持ちで参加させていただきました。

私が特に印象に残っているのは2日間の事業所での実習です。私は実際に冷蔵庫の中で入荷の検品、事務作業では従業員の勤怠管理を体験しました。どちらも簡単な作業だと思っていましたが、1つでも確認ミス、入力ミスなどすると売上やお客様などに大きく関わってしまうことをを知りました。

アルバイトとは違い、社会に出てからの責任は大きいということを感じることができました。

また、名刺交換や外出時、帰社時の挨拶なども教えていただき、この体験はこれからの就職活動や社会人生活にとても活かせることができそうです。

6日間の実習で私は物流ついての知識が増え、就職活動でも物流業界を視野に入れようと思います。

コロナ禍の中でも絶えず動き続けており、この期間中、多くの活躍をした職業の中の一つと言っていいほどである物流業に興味を持ち、吉川ロジスティクスグループのインターンシップに参加しました。

インターンシップに参加する前は、物流業は物を運ぶだけというイメージでした。しかし、実際は物を運ぶだけではなく、倉庫の管理や運搬物の仕分け、加工などをしていることを学びました。また、吉川ロジスティクスグループではこの他にもセメントの販売や建設廃棄物・汚染土壌の処理、地域・社会貢献活動などを行っているということを知りました。今回のインターンシップでは、これらの業務を行っている事業所に連れて行っていただき、事業所の見学やそこで働いている人の話を聞かせていただきました。また、実際に事業所で仕事を体験させていただくこともでき、現場でしかわからないようなことも学ぶことができ、とても貴重な体験をすることができました。