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社会貢献活動

森と街で!Save Forest X 頑張ってます!!〜感謝のご報告〜

年間90回にも及ぶフィールドへの送迎バスの運行を始め、フィールドで穫れた米や野菜・果物の購入など、いつも篤いご支援を賜り、心から感謝を申し上げます。
私たちSaveForest X(セーブ・フォレスト・エックス)は「森の再生・イノチの絆」をモットーに、森と街を舞台にさまざまなボランティア活動を展開して参りました。
前身となる「フリースクールどんぐりの家」から数えると、活動を始めて今年で22年目を迎えます。
御社からのご支援のお陰で、メンバーは285人(2014年8月末日現在)、昨年・一昨年は年間延べ3,500人以上が活動に参加し、多くの方々に喜んでいただくことができました。

2015年3月には阿倍野区昭和町の町屋で発達障害の子どもたちへの支援事業を開始いたします。
また和歌山県印南町の市民団体と連携し、田舎と都会を結ぶプロジェクトにも取り組みます。
このたびは紙面をお借りする機会をいただき、感謝を込めて日頃の活動の様子をご紹介させていただきます。

ご支援に感謝!! (SaveForest X 代表理事 鈴木ゴリ宣仁)

森林再生

日本は国土の65%が森林です。これは世界一の数字です。
しかし1960年日本の木材自給率は100%でしたが、今では20%を下回っています。
世界一森が多い国なのに、日本の森は放棄され荒れ果てています。
たとえば1haあたり1,000本の木が生えているというのが健康な森の指標ですが、現在の日本の森には30万本〜50万本もの木が生い茂っています。10人乗りのエレベーターに3,000人〜5,000人が乗っている状態。
日本の森を再生するには、稙栽ではなく間伐・除伐が必要なのです。

休耕地の再生

50年前、中山間地の棚田や段々畑は機械化が出来ないため真っ先に放棄されました。
平野部に山間地が迫る日本では、実は里山と共にこれら棚田と段々畑という自然を利用したダムが治水治山の機能を担ってきました。また手間がかかり小規模な農地であることで、化学肥料や農薬を使わない農業を可能にしてきました。「食の安全と自立」を求めて、SaveForest X では奈良県旧大宇陀町で2,000年前から続く棚田で米作りを、大阪府柏原市の山の畑で野菜作りや果樹のお世話を行っています。

自然体験教育

『森・川・海で遊び切る!』それが子どもたちの自律性・創造性・社会性を育てます。SaveForest Xのフィールドとアクティビティには「自分で考え、自分で決め、自分で行動できる」人になるために必要なものがぎっしり詰まっています。

子育て支援

親が変われば子どもも変わる!里山体験や講座などを通して、子育て真っ最中のお母さん・お父さんたちをサポートしています。

田舎と都会を結ぶ

一般社団法人ビオトープ切目川さま(和歌山県印南町)のご協力を得て、合宿の開催、ご提供いただいた農産物の販売など、田舎と都会を結ぶモデル作りを行っています。
※昨秋開催された御社ゴルフコンペの賞品(レンゲ米5kg)は協力農家からご提供いただいたものです。

街のひみつ基地

大阪市阿倍野区昭和町4丁目にある築85年の町屋を改装し、寺子屋やワークショップ、作品展、講座などを開催。フィールドの農産物の販売も行っています。
2015年3月には児童デイサービス『どすこい・昭和町部屋』がスタート。発達障害児者支援の拠点としての機能が加わります。

参加者の声

大阪運輸・一圓さん
SaveForest Xさんの活動には家族で参加させて頂いてます。
家族では1回果樹園の維持管理ボランティアに、後、子供だけ参加のSATOYAMA-KIDSに2回程参加していますが、毎回楽しませて頂いてます。
特にSATOYAMA-KIDSでは、地域や年齢の違う子供達と普段経験出来ない事を体験させて頂き、毎回帰って来ると新しい友達が出来た!こんな事した!とイキイキした顔で話してくれます。そんな姿を見ると自分まで楽しくなり、嬉しくもなります。息子自身にも得るものが有るみたいで行く度に少し大きく成って帰って来てる様に見えます。
これからもSaveForestXさんの活動に家族で参加したいと思います。

これらの活動にはいつでもご参加いただけます。またお米や野菜のご注文も随時承っております。
詳細はSave Forest XのWebサイトをご覧ください!

SaveForestX

SaveForestX様には社内報“TSUNAGU”の制作をはじめ吉川グループのHP制作にもご協力頂いております。

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